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特集28この秋から消費税駆け込み需要が上がる?

消費税増税前駆け込み需要

増税すると住宅の販売価格が高くなってしまうことをご存じでしょうか?

再来年(2017年)4月からいよいよ消費税が10%に改定されますが、そうなる前になんとか住宅を購入しようと考える方も増えています。

2015年4月に消費税が8%へと引き上げられましたが、そのときも消費税が上がる前に住宅を買おうと考える方が増えたのですが、今後発生するであろう駆け込み需要に対する失敗のない住宅探しのタイミングについて考えてみましょう。

消費税が5%から8%に上昇する前の価格変化

もともと5%だった消費税率が昨年8%に引き上げられたのは周知の事実ですが、だいたいその1年程くらい前から駆け込み需要も上がり、住宅の販売価格も上昇傾向となりました。

価格変化

この事例からも理解できるように、不動産の販売価格は需給バランスによって変化を見せます。税率が引き上げられる前に家を買おうと考える方が増えると住宅の価格もそれに伴って上昇するのです。不動産のようにもともとの価格が高いものほど税率上昇による影響は大きくなってしまいますから注意しなくてはなりません。

消費税が10%になることによる影響とは

住宅は一生に一度買うか買わないかの高額な買物です。そのため、マイホームを購入するための金額は少しでも抑えたいと思うのが普通の感覚ではないでしょうか。そこで、今回の住宅販売価格の動向についてFP 住宅相談ネットワーク代表、黒須秀司氏にお話を伺ってみました。

消費税率が10%になる前後の状況とは

「昨年12月に消費税が10%にアップしてしまうと決まったことは多くの方の記憶に新しいのではないでしょうか。消費税が現在の8%に上がってからは今年の10月に10%へ再び税率を引き上げるか上げないかを決定するまでの約9ヶ月のあいだの市場は模様眺めの状況で推移しました。2017年から10%にアップすることが決まってからは今年の1月以降市場の動きは例年よりも更に激しくなり、例年を超える盛り上がりを見せたのです。」

この秋からの状況の予想は?

「消費税がこのように段階を経てアップすること自体が初めての体験ですから、住宅を求める方々の反応もさまざまでした。しかし、特徴的だと思ったのは、今回消費税がアップする前に住宅をなんとか入手したいという方の声が目立ったのです。税率が上がるまでにまだ2年ほどありますが、それを見越したうえでの反応が見られました。この傾向は今後ますます強くなると思いますし、今秋からはさらにその傾向も強くなってくるでしょうね。駆け込み需要によって不動産価格が上昇することは容易に想像できますし、そうなるとこの秋はとても大事な時期と考えて良いでしょう。横浜や川崎、西東京方面での住宅価格の変動はそれほど大きくありませんでしたが、実際にはオリンピック開催による建築需要や株高など、不動産価格が上昇する要因はたくさんあります。都内で販売されている新築で1億円以上する高額物件が1日で完売しているような状況もあるのです。綜合的に考えて、秋が深まる前のほうがより有利になるのではないでしょうか。」

本格的な駆け込み需要は税率アップの1年前から発生し、価格が上がることを考えると今秋は半年前にあたる。この秋の住宅探しはなるべく早く始めることが失敗しないポイントになりそうだ。

さぁ、住宅探しをスタートしましょう!

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