上大岡駅の街情報
京急線「上大岡」駅(横浜市営地下鉄線「上大岡」駅)は、その昔、現在の上大岡駅周辺から、弘明寺~蒔田近くまでを含む「大岡村」(または「大岡郷」)と呼ばれる1つの村がありました。元禄時代(1688~1703年)に「上大岡村」と「下大岡村」に分けられ、その後、時代を経て「下大岡村」が先に横浜市へ編入され「大岡(町)」となったことから、「下大岡」の地名が消滅しました。現在の上大岡の地名は、「上大岡村」がその由来となっています。この周辺には、慶応3年(1867年)に50世帯で273人の村民が住んでいたとの記録が残っており、この150年間に上大岡駅周辺がいかに発展して来たかが解ります。
上大岡駅は、京浜急行線・横浜市営地下鉄ブルーライン線が交わり、横浜市内でも有数の規模を誇るバスターミナルを擁し、横浜南部地区における交通の要所となっています。上大岡駅は横浜の副都心として、1990~2000年代、市街地再開発事業が活発に行われてきました。駅周辺を3つのゾーンに分け、A地区:京急百貨店やウィング上大岡がある「ゆめおおおか」、B地区:京急百貨店スポーツ館や横浜ヘリオスタワーがある「カミオ」、C南地区:コナミスポーツクラブやTOHOシネマズがある「ミオカ」、これらの施設は既に竣工しています。また、2012年、C北地区再開発の準備組合が発足したことから、上大岡駅は今後更なる発展が見込まれています。
<上大岡駅の一日あたりの乗降数(2014年度)>
京急線「上大岡」駅:141,288人
横浜市営地下鉄線「上大岡」駅:71,170人